不動産を売却したい！不動産を売却する時の手続きの流れとは？
小岩の物件を相続したけど遠方なので売却したい、住み替えで新しい家が決まったので今の家を売却したいなど、売却の理由は色々あると思います。
でも、不動産の売却は人生の中で何回もあるものではないので、実際にどのように売却すれば良いのかわからないといった人も多いのではないでしょうか。
全く知らずにいきなり不動産会社に飛び込むのは危険。
簡単な流れだけでも押させておくとその後の交渉もスムーズに進めることができます。
そこで、今回は、不動産を売却する時の手続きの流れについて詳しく説明いたします。
●不動産の売却では何から始めればいい？●
不動産を売却する場合は、以前であれば、とりあえず不動産会社に聞いてから考えようというのが当たり前でした。
しかし、不動産会社によっては、自社に有利に話を進めようと顧客に不利な契約を責める会社もあり、いきなり不動産会社に相談するのは危険です。
不動産会社に相談に行く前に、売却の流れや相場価格をネットで調べておくといった事前準備が必要です。
・相場を把握する
不動産の売却を進める前に、最初にしないといけないのが所有物件の状況、価値をしることです。
所有不動産の状況を事前に調べずに、いきなり不動産会社に行くと相手のペースで商談をすることになります。
不動産会社によっては、カモが来たとばかりに直ぐに売却できるような低い価格で売り出しを提案される、相場よりも安い価格で買取りを迫られるといったケースもあります。
マンション等であれば、物件名を入れるだけで簡単に相場価格や売り出し事例を調べることができます。
又、一括査定サイトなどで複数社の査定を取るのも有効です。
一社ではなく、複数社から査定を取ることで、比較することができ、ある程度の相場を把握することができます。
不動産会社に相談する前に、事前に相場を把握しておくことが重要です。
・大まかな流れを把握しておく●
ネットの検索サイトで、「不動産の売却を進めるには」と打ち込めば、不動産の売却の流れがわかる、いくつかのサイトの記事がヒットします。
2つか、3つくらい読んでおけば、大まかな流れは把握できます。
●不動産会社に相談に行く時に持っていく物を準備●
売却する不動産の情報を何も持たずにいくよりは、ある程度情報があった方が話は早く、正確な査定もしてくれます。
相談する際には下記の書類があれば良いでしょう。
・登記識別情報（権利証）
・謄本（土地・建物）
・間取り図
※土地の場合は、測量図、境界の筆界確認書などがあると更に良い
●相談する不動産会社を選ぶ●
不動産会社に相談するにあたって不動産会社を選ぶ必要があります。
事前に一括査定などで連絡を取り合っている不動産会社や地元の不動産会社、ネットで調べるなどして、2～3社に絞りましょう。
余程信頼が置けそうな不動産会社であれば1社でも良いかもしれませんが、やはり、比較できるように複数社に依頼するのがベターです。
●査定を依頼する●
不動産会社を選んだらいよいよ査定です。
事前に一括査定を依頼しているケースもありますが、最終的にはきちんと物件を見てもらって訪問査定で最終的な査定金額を提示してもらいます。
●媒介契約を結ぶ●
訪問査定をしてもらった不動産会社の中から1社、又は複数社を選び、売却を依頼する=媒介契約を結びます。
1社のみに依頼する場合を専任媒介、専属専任媒介、複数社と契約する場合は一般媒介契約となりますが、それぞれ内容は異なります。
媒介契約の細かい内容については、別の機会にお話しいたします。
媒介契約が完了すればいよいよ売却スタートとなります。
●まとめ●
不動産の売却の進め方はご理解いただけましたか。
不動産の売却にあたっては、直ぐに不動産会社に相談に行くのではなく、まずは、自分が売却する不動産の相場や状況を把握しましょう。
相談にあたっては、事前に書類等も用意しておけばよりスムーズです。
訪問査定時の営業マンの態度などもしっかりと確認し、信頼のおける不動産会社に売却を依頼しましょう。