今こそ空き家の活用を!
ここ最近テレビや各種メディアなどでよく取り上げられて話題になっているのが「空き家問題」です。核家族化、少子高齢化など様々な原因を背景に、空き家がどんどん増えています。人の手がかかっていない空き家は景観を損なわせたり、害虫の発生や倒壊の危険性など、様々な問題を抱えています。こうした問題を少しでも減らすためにも空き家の活用は今後も国として取り組むべき必須項目となっています。
賃貸募集をかけて貸し出す
一つ目の活用方法として、賃貸として貸し出す方法があります。売却するのは少し抵抗があったり、だからといって手つかずのまま放置しておくのもなあ、と悩んでる方におすすめの活用方法です。誰も住んでいない人の手にかかっていない空家は徐々に老朽化していきます。それを防ぐためにも、賃貸として人に貸し出すことで、うまく有効活用していきます。マンションやアパートではなく、戸建賃貸の場合は、比較的長い期間住む入居者が多いです。また、入れ替わりがあったとしてもそこまで多くないでしょう。退去者が出るたびに何度も入居者を探す必要もないので、その分手間も省けます。ただ賃貸として貸す場合は賃貸契約を結ぶ必要があります。トラブルないよう丁寧に賃貸業を行いましょう。
建物を壊し更地にして売りに出す
空家の所有者が将来的にその家に住む可能性が低い、もしくは可能性がない場合は古い建物を取り壊し、更地で売却する方法があります。売却の場合は、古家付き土地として建物ごと売る方法と、更地にして土地として売る方法の2種類があります。更地で売る場合は解体費用がかかってきますが、古家付き土地よりも早く、そして高く売却できる可能性が高いです。ただ、建物がない場合だと、税金の住宅用地特例が適用されないので出来るだけ早く売ることが重要です。さらに、更地にするには、業者に解体を依頼する必要があります。トラブルなくスムーズに解体から売却にすすめるように業者選びには注意しましょう。
活用のご相談は不動産業者にお任せください
空家の活用方法は上にあげたとおり、賃貸・売却などいくつか方法があります。その中からどう活用するのか、不動産のプロである不動産業者に相談してみましょう。また、空き家対策についての指標を掲げている各市町村もあるので、そこへ相談してみるのもいいでしょう。自分の所有する空家が現状どのような状態なのか、どのように活用するのが最善なのかを専門家にアドバイスを求めたうえで決定しましょう。